神谷バーで電気ブランを飲む!浅草で美味しいお酒を堪能するならおすすめ
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先日、東京に行ってきました。藤子・F・不二雄ミュージアム、上野動物園、浅草など探訪しまして、かねてより行きたいと思っていた神谷バーにやっといくことができました。食の軍師でも出てきたあの電気ブランを堪能するのです!
電気ブランでおなじみ神谷バー
神谷バーは明治時代からあるバー。「電気ブラン」が看板商品で有名です。2階はレストラン、3階は割烹となっていました。浅草駅からは出口でてすぐのところにあります。大きな文字の看板があるのでわかりやすいです。公式サイトはこちら。
電気ブランってなんだ?由来は明治時代の流行ネーミングにあり
電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと"電気○○○"などと呼ばれ、舶来のハイカラ品と人々の関心を集めていました。
さらにデンキブランはたいそう強いお酒で、当時はアルコール45度。
それがまた電気とイメージがダブって、この名がぴったりだったのです。
デンキブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブラン。そのほかジン、ワイン、キュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量だけは未だもって秘伝になっています。
あたたかみのある琥珀色、ほんのりとした甘味が当時からたいへんな人気でした。ちなみに現在のデンキブランはアルコール30度、電氣ブラン<オールド>は40度です。
上記公式サイトより引用。「電気〇〇」というネーミングが目新しいものを称するものとして流行していたんですね。まあ、流行していたわりには、その「電気〇〇」の名が現代まで残っているのはほとんどなく、現存してなお人気のある「電気ブラン」がいかにすごいかということがわかります。
アルコール度数が高い=なんかビリビリくる感じがする!=電気!ってなもんでしょうか。ジン、ワイン、キュラソー、薬草などがブレンドされていることを知って、確かにあのなんともいえない複雑ながらも和洋折衷な感じのテイストはそういうことかと合点がいきました。
子連れでランチも兼ねていたので2階のレストランカミヤに行ってみた
お昼時でお腹も少し空いていたので、今回は2階のレストランカミヤに。こちらでもバーのメニューは飲食できるので、階段をあがっていきました。しかし!12時の時点で満席。さすが日曜日?ということもあったのかな。
待ってる客リストに名前を書いて呼ばれるのを待ちます。待っている人はその時点では他にいなかったので1番目のはず。
日曜日の12時に行ったら30分ほど待つことになった
オープン直後に入った人ならもうそろそろ出てくるかなー、と思いましたがなかなかそうなりません。後ろにどんどん人が増えてきます。待機用のいすも満席になり、立って待つ人も出てきたなあ…というくらいのタイミングでやっと呼ばれました。
店内は座席数もけっこう多く広い感じだったのですが、それでも満席で待ち人が多いというのは凄い状態ですね。 トータルで20-30分ほど待つことになりました。レストランは全館禁煙なのも子どもと一緒の状況ではとてもうれしい配慮でした。
営業時間は11:30~22:00 (注文は21:30まで)となっていましたが、オープン早々めっちゃお客さんが入ったんだろうなーと思いますね。
ジャーマンポテト、煮込みなどフードとドリンク色々頼んでみた
ジャーマンポテト560円、盛り合わせ料理C(かにコロッケ・ハンバーグ)900円、煮込み580円、ライス270円×2、電気ブラン270円、瓶ビールアサヒスーパードライ630円、ハチブドーパンチ420円をオーダー。合計3900円なり。なんか神谷バー探訪記系のブログ記事を読むと、少しずつ値上がりしているようですね。次回行った際には300円くらいになっちゃってるのかなぁ…。
じゃがいもごろごろ!あっさりした味付けでぱくぱくいけてしまいます。
この量だったら、器をもう少し小さくして、あふれんばかりに見せる方が満足度が高いのでは?と思う煮込みでした。味はしみていて美味しい。子どもも豆腐を喜んで食べていました。汁ももうちょっとたっぷり入ってたらなおよかった。
ハンバーグ、カニクリームコロッケは子どもの頃から好きですね。美味しいこと間違いなし。しかしまあなんというか、このあたりでなんとなく「デパートのレストラン」感が出てきますなあ。キャベツ、薄いトマト、スパゲティの付け合わせもあいまって!いいあんばいです。それにしてもハンバーグはいいアテだな。
電気ブラン(2018年3月現在270円)のチェイサーはビール
電気ブランはアルコール度数30度でかなり濃いのですが、チェイサーは水ではなくビールがスタンダードのようです。生ビール中ジョッキ(といっても神谷バーの中ジョッキは一般のお店の大ジョッキ相当の模様)が良いらしいのですが、今回はペース調整して飲むため瓶ビールにしました。
ジョッキじゃなくてこういうグラスに注ぐビール、好きなんですよねえ。なんか非日常っぽくて、気に入っているのですよ。瓶ビールだと自分の好きなタイミングで注げて、泡も復活させられるのが良い。電気ブラン→ビール→煮込み→電気ブラン→ビール→ハンバーグ…と飲み食い進めて実に愉快。
ハチブドーパンチは爽やかで甘口
妻が頼んだのはこのハチブドー酒(自家製サングリアっぽい飲み物。赤ワイン+ハチミツ?赤玉ポートワインっぽい感じもする)に炭酸を加えた爽快な飲み物。細めのグラスに入っているのでちょっと量的には(僕が飲むとすれば)物足りないかもしれない。ちょっともらったところ、爽やかでちょっと甘口だったのでグイグイいけそう。これもまた人気のようです。炭酸はそれほど強いわけではなかったです。やや微炭酸寄りかなと感じました。
以上のメニューで50分ほど飲み食いした感じです。美味しかったです。繰り返しになりますが「デパートのレストラン」感がけっこうあって、少なくとも2階のレストラン部分についてはファミリーで行っても全く問題なかったです。飲みたいお父さんと食べたい子どもがいる場合、いいチョイスになるんじゃないかと思いました。
食を戦(いくさ)に見立てて戦う(オーダーして食べる)主人公が、浅草の神谷バーで電気ブランを堪能する回があるのはこの第3巻です。
1階の小売店でボトルをお土産に買ったのですが、Amazonでも売っているのを見つけました!これでいつでも自宅で楽しめますね。
40度のオールドとの2本セットもある!
今回のやり残し・次回の課題
ブログ更新用としては、お店の外観やメニューなど、もっと写真を撮っておきたかったな。 小さい子連れだとなかなか写真を撮る暇がありませんね、ははは。次回行くときは子どもももっと成長しているでしょうし。あと、ほかのドリンクメニューも飲んでみること。
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浅草に神谷バーありならば、東梅田にはやまとあり。です。って全然テイストが違うお店なんですけど、美味しいので。はい。