30代会社員・藤子の行った、買った、考えた!

妻子あり、藤子不二雄作品が大好きな30代サラリーマンの日常をちょっと豊かにするブログです。

「軽いタスクの期日を守らなかった」Aさんの話


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お茶でも飲んで考えよう

こんにちは、藤子です!いやはや、なんともブログ執筆の間が空いてしまいました。大量の画像入れ替えで消耗しちゃってましたね。色々なことが日々あるのですが、今回は「軽いタスクの期日を守らなかったAさんの話」を、ポツリポツリと書いてみたいと思います。

勝手に相談なくタスクの期日が過ぎてしまった

最近、会社でチームメンバーのAさんにごく軽いタスク(例えると、株式会社○○に連絡して、商談期日を決めてください、みたいなもの)を依頼し、了承されたものの、期日までに実行されなかったということがありました。

経緯としても、最初の期日には間に合わなさそうということで1回リスケして、リスケ後にも一言もなく遅延が発生し、さらに週末が到来してAさんが退社しかかったので、あ、これって忘れてます?と聞いたところ「あ、週明けやりますー」とのこと。この件で色々と考えたところがあり、つらつらと書いてみます。

タスクの重要性が伝わっていないのか?

→タスクの意義、意味は伝えてそのタスクに関する共通認識があるつもりでしたが、重要性と自分が了承したことを無断で遅延させてよい理由とは無関係のはず。いや、家族が交通事故にあったとか、緊急事態なら事後説明でもちろん構わないんですけど、そういうわけではなかったので。

なぜ遅延に対して謝らないのか?

→これは何なんだろうと思いました。まあ、悪いと思ってないから謝らないわけですが…。

もしかすると「できればやる」くらいのベストエフォート型で認識があったのか?という気がしてしまったのですが、上記の共通認識のとおり、やることとして決まったことなので、「できれば」は付かないはず。また、本人のプライドの要素があるのかもしれません。

私も過去、謝るのが苦手で言い訳とかしてメチャクチャ叱責されたことが多々あったので。今では昔よりもだいぶ謝り上手になりました。ははは。

タスクor私を舐めているのか?

→確かに自分は強い口調で叱責するタイプではありませんし、それがしたいわけでもありません。体育会系出身でもなく、強靭な上下関係を好むスタイルでもありません。

多少ぞんざいに扱っても構わなさそうな人が、やってもやらなくても良さそうなことを頼んできたな」と思われている可能性。まあこれはゼロではなさそうです。ただ、私はAさんを評価・査定する立場でもあるのですが…。

私は個人的には、バイアスをかけたら色々リスクがあるので(痛い目にあった経験もたくさんあるので)「舐める」ということは怖くてできない性格なのですが、年齢を重ねると過去の経験、情報などから「これはこういうタイプ」と無意識にバイアスをかけてしまっている人は多くいます。判断があってたら、素早い判断として良いのですが、毎回合ってるとも限らないのと、外したときのリスクはでかいぞと思ってるわけです。

そもそも業務の必達意識(かならずやるという気持ち)が低いのか?

→過去のAさんの仕事の内容や結果からすると、そこまで必達意識が低いとも思われなさそうです。極めて高い、とも言えなさそうですが…。

他のメンバーへの悪影響を考えないのか?

→Aさんの他に、同じ業務に取り組むメンバーは複数人おり、Aさんと同じ世代や年が若いスタッフ、異性スタッフもいます。「あ、そういう方法でいいんだな」と彼ら、彼女らに思われても良くないので、このあたりのマイナス影響は見過ごせないところです。

再リスケをなぜ自分の権限だけで決められるのか?

→結果的に軽いタスクなので別に影響はありませんが、本来のレポートラインからするとおかしいわけです。

再リスケのジャッジは本人ができるものではなく、少なくとも上長に相談すべき事項です。決裁権限の誤認識という可能性もゼロではなさそうです。期日を決めている時点で、裁量の範囲ではないわけです。

最初は相談してリスケになったというのと、リスケした期日はAさんが自ら設定したものです。それで期日無視するってどういうことなのかというのは、率直に不可解に思います。まあおそらく上述のとおり「これぐらいいいだろう」という気持ちなのかなと推測してます。

スケジュール管理が苦手なのか?

Aさんの業務は色々な打ち合わせもあるため、ある程度はスケジュール管理をしないと破綻してしまいます。とはいえ複雑な管理は必要ではなく、社会人としてごく一般的な曜日、時間、タスク管理ができれば問題なさそうですし、本人もこれまでスケジュール管理でクリティカルな問題を発生させたケースはありませんでした。なのでこの可能性は今のところ低い。

軽いタスクを軽視すると大きなタスクを振られにくくなる

普段からAさんはダメなのかというと特段そういうわけでもなく、突出したパフォーマンスは出していないものの、通常業務は概ね滞りなくこなしていますし、協調性も一般的な水準を満たしている印象です。なので「軽微なので軽視+これぐらいいいだろうという意識」が今回発生してしまったのかなと今のところ考えている次第です。

小さいタスクの遅延について、謝罪なく期日未達になるとどう思われるのか?

まとめると、軽いタスクかつ私のパーソナリティの要素と相まって、こういう事態が起こったのだろうと思われますが、私個人としてはこれはなかなか悲しいものがあるわけですね。

・腹が立つ(まあ、これは依頼した自分の問題ということで、そのタスク自体が致命傷を引き起こすわけではないので飲み込むことは容易です。むしろ、腹が立つというのりは、残念さとか悲しさとか、そういう感情のほうが大きいですね)

・フォローする余地が減る(客観的事実として、この件について正当化できない)

・大きいタスクを依頼することが難しくなる(信頼を少し失ったため・一事が万事)

・今後、周囲への影響を踏まえた措置を取らざるを得なくなる

上記のような対応を余儀なくされることになります。

しばらく前に読んだ ライフハック大全は、スケジュール管理もライフハックの一つとしてカウントして、方法を提案していたのが面白かったです。

 

本日は以上です!