最近見た映画3本「レディ・プレイヤー1」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ランペイジ巨獣大乱闘」
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4月末から5月中に下記3本の映画を観ました。グレイテスト・ショーマン(→レビューはこちら)以降、毎週のように面白そうなものが封切りになっているので、なんだかちょっと映画付いております。いずれもいずれも面白かったので満足度高いです。「レディ・プレイヤー1」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ランペイジ巨獣大乱闘」のレビューです。
レディ・プレイヤー1
サイコーなんだけどそれでいいのかハリウッド
原作未読。ざっくりとした印象としては、仮想世界最高やんけ!で始まり、現実世界ええで!と最初と終わりでテーマがひっくり返ってしまうという、「アレレ!?」というインパクトを残したスピルバーグの傑作。まあ、仮想世界で出会った女子がわりと近所に住んでいてリアルで付き合えたら、そりゃ現実世界もサイコーってなるでしょうね(笑)まあ最後も別に仮想世界を否定しているわけでは全くないのでいいと思いますが。
わんさか出てくる日本の愛すべきサブカルキャラクター達。息つく暇ないスピーディーな展開で非常に楽しい映画でございました。音楽もノリノリで実に良い。ゴジラ→ガンダムの流れは音楽とともに激アツでした。他にもデロリアンや金田のバイク、チュンリーにキングコングなど数えきれないほどのキャラクターが登場。1コマ1コマ止めてみないと全部把握できない(笑)すげーなあ、ゴージャスだなあ。
ただ一点、今後の映画界というものを考えると、なぜこれをスピルバーグ監督が作ってしまったのか、ということです。いや実際彼はものすごい才能、能力の持ち主だし歴史的傑作をいくつも制作しているのは実績の通りなんですが、年齢としてはもう70歳を超えているわけです。クリエイターとしては決して若いとは言えない年齢だと思います。20代、30代、40代の監督がこれを、このような作品を作ることができていない、というのはちょっと悲しい事態でもあるのではないかと思う次第なのです。
もちろん若い世代の映画監督にも優れた才能を持つ者はいるけれども、若手のこういうゴージャスでハピネス溢れる映画も観てみたいなと強く思う次第です。スピルバーグ監督がいまだ第一線でトップクラスの戦闘力を発揮しているという状況、映画界的にはいいんでしょうか?
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
我が人生もトニー・スタークとともにあり
このシリーズはアイアンマン以降追いかけています。途中、歯抜けも何作かあるんですが、なんとかついていってる感じですね(笑)
あらすじはWikipediaで8000文字以上あったのですが、まあ上手にキャラクターを立てて見せ場を作ること作ること。脚本は大変お見事ですし、なんだかんだいってスーパーヒーロー大集合で盛り上がります。最後はちょっとあっけにとられる終わり方で、続編をあと1年待たないといけないのか!!どひゃあ!!というラストでした。
この映画を観てしみじみ感じたのは、あー自分はアイアンマン好きなんだなーということ。「アイアンマン1」ではトニー・スタークはまだまだ自分中心で自分として戦っていたものの、アベンジャーズの仲間と知り合い共闘するようになったことでコミュニケーションが生まれ、ひいてはスパイダーマン(ピーター・パーカー)という、年齢差もある息子のような存在ができた。スタークは彼の身を案じ、諭し、説教し、期待し、成長に喜んでいる。そっけない態度の中に感じられる強い愛情は、それもう親父やんけ!この鋼鉄おじさん!とつっこんでしまいそうなほどだ。
この間、我々の現実世界の時間では、初代アイアンマンの劇場公開の2008年から、約10年の時間が流れているわけです。この間、私も転職したり結婚したり子どもが生まれたりとライフイベントが目白押しでした。なんということはないんですが、「あーなんか一緒に人生歩んでるな…」と勝手に親近感がわいている今日この頃です。
ロバート・ダウニー・Jrのアイアンマンは、ジョニー・デップのジャック・スパロウ並の「人物イコールキャラクター」を想起させるハマり役ではないでしょうかねー。
あとは「あ、ソーはいつの間に髪切ったんだっけ?キャプテンひげどうした?」「ドクター・ストレンジとアイアンマンのツンツンおじさんコンビおもしろ!」「サノスの顔は○○の袋!ははは」「スパイダーマンのライトで明るい青春若いな!」とか思ってました。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(オリジナル・サウンドトラック(仮))
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なんかジャケットの雰囲気↑はレディプレとだいぶ似てるな!
ランペイジ巨獣大乱闘
「観たかったほう」のデカイやつバトル!
最も最近観た映画です。「パシフィック・リム:アップライジング(→ レビューはこちら)」の漠然とした消化不良感を一気に吹き飛ばしてくれました。
遺伝子操作実験の事故で落下したサンプルのせいで、オオカミ(ラルフ)やワニ(リジー)が巨大化。その狂暴性と攻撃力に対して人類はなすすべもない。
ロック様ことドウェイン・ジョンソン演じるデイビスはゴリラのジョージと手話で会話しており良好な関係を築いていたものの、同じくサンプルの事故でジョージが巨大化。色々あって解毒剤を飲んだジョージはデイビスと協力してラルフ、リジーを倒す。
戦いの舞台はシカゴ。シカゴの街がこれでもかと言わんばかりにボコボコにされるシーンは圧巻。巨獣同士の戦いもなかなか重量感が感じられ、あーパシリム続編で観たかったのはコレなんだよなーとしみじみ。
まあ、それでもビル破壊感はある程度トランスフォーマーっぽいところもあったけれど、怪獣の狂暴さがとても良かったのだった。それにしてもジョージが隙あらば中指立ててきたり下品なジョークをかましてくるのは面白かった。子どもが観たら「あれどういう意味?」ってなりそうやけど映画としては、ああいう表現もアリにしないとね。
ゴリラ大乱闘系と言えばこちらキングコングの最新作もおすすめです!
今回は以上です。