今さらだけどPS VITAでウイニングポスト7をプレイしている
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ウイニングポスト（シリーズ）という競馬ゲームがあります。愛称「ウイポ」。
馬主になって日本をはじめとして世界のG1レース制覇を目指す、という競馬シミュレーションゲームです。ダービースタリオンと双璧をなす競馬シミュレーションという立ち位置…のはず。
随分前にPSP「ウイニングポスト6 2008」を買ってずっとコツコツとプレイしていまして、凱旋門賞も制覇したくらいの世界を股にかける大馬主だったわけです。
中高生の頃にダビスタも随分やったけれど、DS版とかが自分にとってあまりしっくりこない出来栄えだったこともあり、ややウイポ派になっています。
ウイポは最初はやることまあまあ色々あるんですけども、最終的には良血馬だけで何十頭も管理するようになり、個別の馬の管理がなかなか面倒になってしまってオートプレイでどんどん進ませることに。
そうなるとレース結果だけを見てニヤニヤするというどういうゲームの楽しみ方だかよくわからないプレイをするようになってしまいました。プレイヤーである自分はほとんど関与せずプログラムの出力結果を見続ける…みたいな。
今でいうゲーム実況動画を見ているのとあまり変わらないのでは？と今になって思ったり。
さらに、毎年12月に入厩する馬の名前や厩舎を決めたりすることや、数十頭の種付けを決めていくのもだんだん面倒になり、ゲームからフェイドアウトしてしまいました。
もう自分ところの馬が軒並みシンジケート入りの高級種牡馬になってて、愛馬の血統を残そうとすると、危険な近親配合ばかりになってしまいがちの状況まで発生してました。
確か、種付けはオートにする機能はなかったと思います。あったらもう「競馬の歴史を淡々と見つけていくゲーム」というところまで行きついたかもしれない。私は時の流れの果てに何を一体見るのか？
セーブ、ロードにやたら時間がかかったりするのもダルくなって辞めたっていうのも今思えばあるなあ。（なお、同じくらいやりこんだPSPのゲームは太閤立志伝5です。コーエーは時間泥棒。）。
で、それから数年。PS VITAを買ったのでなんかやりたいなーと思って物色していたところ、VITAでもウイニングポストがあるではないですか。
そこで発作的にふと思い立って中古の「Winning Post 7 2013」を送料込み1000円で購入。8も出てるんですけどなんか評判的に微妙だったので好評な口コミが多かった7を買いました。8の半額以下だったし。
まだプレイして（ゲーム内時間）10年ほど、零細馬主ですが初G1レース勝利など嬉しいこともありました。
「ああ、初期は馬が弱いから勝つために試行錯誤しまくらないといけなかったんだなあ」と昔のことを思い出したりしながらほどほどにオートプレイで時間を飛ばしつつまったり楽しんでます。
今はオグリキャップ引退後、年度代表馬がイナリワンになったところまでプレイしました。寝る前にプレイするとほどよく眠気が襲ってきてそれもまた良い。
画面はPSP時代より進化していてキレイだし、処理速度も速くなってる。古いゲームだったので1000円で買えてしまったという喜びも加わり、「ちょこっとだけプレイする」というやり方もしやすいところが気に入っております。
レトロゲーマーっていうほどのものでは全然ありませんが、最新ゲームをガンガンやりこむタイプではない僕にとってはそこそこ古くて値段が落ちたものを楽しめるのはありがたいなあと思ってます（とはいえ最近周囲でドラクエ11を買った人が数名いてやりたい気持ちもけっこうあるのですが…要はミーハーなんでしょうか）。昔に比べて随分とゆるゲーマーになったなあと思います。
ゲームで何か得るえるものがあるのかと言うと、まあ80年代からの競馬史の知識、教養、馬の調教方法などがわかるというものです。まあ僕の日常生活上の実用性は特にありませんが、しばらくぶりに携帯コンシューマー機でゲームをしてなんだか楽しいなっていう話です。テレビ見ながらでも支障なくプレイできるのがこの手のシミュレーションゲームの良いところでもありますね。
このウイポ7ではデータの引継ぎによって2周目に資産などを引き継げるようなので、クリアしてからも2周目楽しめそうな気もします（何時間やることになるのか！？）。
最新版は今年発売された8 2017ですね。
