ドラム式洗濯機を業者に頼んで洗浄クリーニング!洗濯機を長持ちさせる豆知識も紹介
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エアコンの洗浄・クリーニングに続き、ドラム式洗濯機も業者さんにクリーニングを依頼してみました。うちではパナソニックのNA-VX5000Rというドラム式洗濯機を使用しているのですが、乾燥機能がいまいち不調で乾燥に長時間かかってしまうので、洗濯機全体にほこりがかなりたまっていそうな気がしており、ほこり詰まりのエラーメッセージもしばしば出るようになってしまったので、保証期間も切れているので業者さんに早めにクリーニング依頼したというわけです。
Amazonは後継新機種です。
6月11日、業者さんに来ていただいてクリーニング開始となりました。
工程は分解、クリーニング、組み立て、テストという手順
クリーニング洗浄の工程は
- 分解
- クリーニング
- 組み立て
- テスト(洗浄、すすぎ、脱水を最低時間でチェック)
という4工程です。内訳としては分解、組み立てが1時間強、クリーニングが40分くらい、テストが30分くらいかな。
価格は26000円。時間と技術を考慮すると妥当?
費用は26000円(所要時間約2.5~3時間)でした。縦型洗濯機(一般的な洗濯機)とドラム式洗濯機では、ドラム式のほうが主に分解、組み立てに時間がかかるので料金もその分高くなってしまいました。通常の縦型であれば所要時間は1.5時間くらいなので料金もこの半分だそうです。
分解、組み立て、洗浄(塩素などの洗浄キットを使ったもの)の特殊技能で3時間かかるとなればこれぐらいはするのかな~と思いました。
そもそも大阪でうちが使っている洗濯機に対応している業者さん自体が少ないということもあってあまり選択肢がなかったのと、比較しても他社も同じような値段設定をしていたので早くやってもらえそうなところにお願いしていました。
分解するとほこりがたっぷり
乾燥機能に使う周辺のところがやはりほこりがたっぷり詰まっていました。フィルターのところ、熱交換器のところがほこりまみれなのでそりゃ乾燥しきれませんわなという話です。
業者さんが持参したほこり入れ用のビニール袋がほこりで半分以上埋まるくらいには詰まっていたようです(さすがにパンパンにはなりませでした)。
乾燥機を使っていたのでカビはなかった
うちは乾燥機能をフル活用していて、外に干さなければいけないもの(ワイシャツ、子供服、いわゆるおしゃれ着など)以外は乾燥機で乾燥させています。
結果的にはこれがカビ防止のためには良かったのでした。今回、分解してもらったところ「ほこりはありますけどカビは全然ないですね!」と業者さんに言ってもらえたのでカビの心配はせずに済みました。
乾燥機を使っていない洗濯機だと、湿気の溜まりやすいところでカビが繁殖して選択しているときに水の中に溶けたり、パッキンの裏に付着することが多々あるようです。
知らない間にせっかく洗濯したのにカビまみれの服を着ることになることを想像するとかなりイヤですね。
洗浄後はピカピカに!これでまた3-5年間は元気に使えるかな
洗浄後の画像は以下のものです。
写真には写ってないのですが中央のドラム部分も裏側までしっかり洗浄してもらったので、まさにほこり一つないという状態にまで回復しました。
業者さんの保証期間というものは特にありませんが、これまで一度もクリーニングせずに数年間使ってきたので、3年~5年間くらいはまた問題なく使えるかなーどうかなーというところです。
部品自体が摩耗、劣化した場合はメーカー修理か買い替えを検討する必要がありますが、洗濯機はけっこう高い買い物なのでなるべく長持ちして欲しいところです。
業者さんのお話・洗濯機に関するアドバイス
縦型洗濯機の方がドラム式より洗浄力は高いらしい
一般的な会社員などの生活で、汗、油汚れであればドラム式でも問題なく汚れは落ちるそうですが、スポーツをやってるなどで泥汚れがある場合は縦型洗濯機のほうが高い洗浄力を発揮するそうです。
これは洗濯機の構造自体の限界の話とのこと。業者さんは自宅では家を新築にしたときにドラム式を購入したそうですが、子供が成長して買い替えるタイミングの際には縦型にしようと思ってますと仰ってました。
まあスポーツ(野球とか?)をやらない限りはそこまで汚れることもないのかなとは思いますが…。
洗濯機は東芝がメンテしやすいらしい
冒頭に書いた通りうちのはパナソニック製なのですが、おすすめは東芝だという話でした。
理由を聞いてみたところ、東芝製品はメンテナンスする人のことも考えられていて分解しやすい構造だからとのこと。
洗浄力はおそらく各社似たり寄ったりなので部品の仕組みとか部品同士をつなぐ仕組みとかがわかりやすい東芝が長期的に使うにはいいのでは…という話でした。
ちなみにパナソニック製品は最新版では、ドラム式の場合はドラム部分の奥で分解の肝になるところがねじではなく溶接されており物理的に分解できなくなっているということでした。
メーカーとしては買い替えをすすめるために交換不可能あるいは難易度の高いなパーツは改善せずにそのまま残しているのかもしれませんね。
カビ予防のために乾燥機能は使った方が良い
上にも書きましたが、洗濯機の機能が落ちてくる、劣化してくる原因はモーター等部品の劣化の他に、カビとほこりがたまるというケースがある。
部品の劣化については交換しかないですが、カビについては湿気が原因なので、乾燥させることで予防できると。そして乾燥させるには乾燥機能を使うということになるとのことでした。
ただ、カビは予防できるものの、構造上ほこりがたまるのを予防することは難しいということで、長期的に故障なく使うには、定期的なほこり取り(洗浄、クリーニング)はやっぱり必要なのかなと思いました。
「自分でやるより絶対きれいにする」ポリシーでやってもらった
今回お願いした方はキャリア10年でスタッフの技術指導もされている方だったのですが、こんなことをおっしゃっていました。
「当たり前の話かもしれませんけど、クリーニング、清掃業って元手がかからないといえばかからないんですよね。特に風呂、トイレ、台所洗浄なんかの場合、洗浄キットがあれば特殊な技術がいるというわけでもないですし。でも、だからこそ、業者に頼んで良かった、お金を払ってやってもらって良かったと思ってもらうには、『自分でもできるじゃないか』と思われると失格なわけです。普通の人ができないくらいに明らかにきれいにしないといけないと思ってますし、スタッフにもそういう指導をしています。じゃないとリピートしてもらえないですしね。エアコンや洗濯機は分解と組み立てができないといけないのでさらに技術が必要になりますが、それも日々更新していくことで信頼してもらえることにつながるんじゃないですかね~」とのことでした。
こうしたポリシーを持ってやってもらっているのであれば、次回、あるいは他のクリーニングもお願いしようかなと思う気持ちになりますね。
エアコンの洗浄・クリーニングの記事も書いておりますので関連記事として紹介します。