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業者のエアコンクリーニングで黒カビ徹底除去!冷房の上手な使い方豆知識も紹介


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先日、予約キャンセルとなってしまった『くらしのマーケット』でのエアコンクリーニングですが、その後あらためて日程調整して予約ができ、無事クリーニング完了したのでまとめます。結論としては黒カビ徹底除去、大成功!さすが専門業者さんといった結果に終わりました。またエアコン運用に関するかなり役立ちそうな豆知識も教えてもらったので記載しておきたいと思います。

 平日に有休がとれたので平日の昼間にお願いしました。依頼したのは個人で独立されている大阪の業者さんです。経験は3年ちょっととのことでしたが、こなしたエアコンクリーニング台数は1200台以上とおっしゃられていました。 

クリーニング業者によっては10年以内のエアコンしか対応していない

うちのエアコンは写真の2台なのですが、90年代のものでなかなか古いです。業者さんによっては10年以内のものしかクリーニング不可というルールを設けているところもあったのですが、今回私がお願いしたところは問題なく対応してもらえるとのことでした。

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 ホコリもたまっております……。

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 2台とも99年製ということでほぼ20年モノですね。なぜか2台のメーカーが違いますが、それにしてもよく壊れずにいたものです。業者さんによると逆に15年~25年前くらいのもののほうが仕組みがシンプルなので頑丈ですねとのこと。

10年以上前のものだとプラスチックが劣化したり固くなってしまっていて、取り外しのときに割れてしまう可能性があることや、万が一割れてしまったときなどでも替えの部品がもう生産していないので業者さんのリスクヘッジとして対応していないということでした。今回依頼した業者さんは年数制限は特になく対応しているとのことで良かったです。

またエアコンの寿命というのはメーカー側では基本的に10年としていて。10年以上前のものだと買い替えが推奨になったりすることもあるのだとか。20年、30年前のエアコンだと電気代的にも今のものとでは全然異なるので買い替えをすすめる場合もゼロではないようです。

うちに付いているエアコンは分譲賃貸マンションでオーナーさんが付けていたものなので、契約上基本的に取り外し不可なので、できるだけ長持ちさせるべくクリーニングをお願いしました。実際、そういう事情のある人のエアコンクリーニング案件もそこそこあるので年数制限は設けていないとのことでした。

このエアコンを数年間使っていていつもフィルタ掃除しかできておらず、そのままこの夏に使いまくるには去年生まれた子供の健康上もちょっと心配だったので、奥の部分の黒カビを除去すべく専門業者に依頼した次第です。もちろん写真撮影もOKもらいました。

洗浄作業は外側・フィルターと本体・ファンの2工程

今回、実作業の工程としては以下の流れでした。

  1. 外側の表面部分とフィルタを風呂場で洗浄、その後風呂場に置いて乾燥
  2. 内側のフィルタの奥部分の洗浄

1で20分弱、2で40分弱でした。合計1台1時間弱。1は洗う作業自体は自分でもできそうな感じでしたが、使っている洗浄液は専門業者用のものだと思います。

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写真は1台分、1が完了した様子です。プラスチック自体の経年劣化・変色は若干ありますがきれいになりました。

2はエアコンを中心として下に三角すいのような形状で水が溜まる仕組みを作って水と薬液で洗浄していくようなのですが、ブルーシートを下に敷いて、カバーをかけてといった準備にそこそこ時間がかかっていたようでした。洗浄そのものの時間は10分ちょっとかなと思います。前準備と後片付けに時間がかかるようでした。 

壁掛用 エアコン洗浄カバー KB-8016

壁掛用 エアコン洗浄カバー KB-8016

 

 まさに↑のようなものです。「けっこういい値段するんですよね~。専門業者しか使わなさそうなものって高いんですよ…」とのこと。あ、そういえば作業スタッフの方はマスクしてなかったけど大丈夫なんだろか…。

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上記は実際の作業の様子です。養生テープもしっかり貼ってもらっていますね。

トータルの作業時間は2台あったので2時間弱です。1時間45分くらいで一通り終わって料金支払いをしていました。最後は動作確認と内部乾燥させるために送風を1時間強かけておいてくださいという指示を受けました。 

むき出しの本体はキン肉マンに出てくるウォーズマンの仮面が外れたときと同じような感じですね。

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強力そうなスプレーでドボドボと本体・ファンに水を吹き付けると、黒カビが液状になってバケツに溜まっていきます。すごい量がとれました!これを冷房で浴びると思うとぞっとします。

クリーニング料金は1台1万円が目安

クリーニング料金は2台で19,000円でして、カビ防止剤(効果は半年~1年くらい)をオプションでやってもらって1台1,000円で2台2,000円が追加費用。合計21,000円を支払って完了しました。

あとスタッフの方に麦茶を買って差し入れしたのでプラス100円かな。大体、1台1万円が目安ですね。料金は現金で支払ってレシート代わりの領収書をもらいました。

クレジットカードOKかどうかは未確認です。多分、業者さんによると思います。

上手にエアコンやクリーニング業者を活用するためのTIPS

清掃の終盤に差し掛かった頃、余裕がでてきて色々とお話を伺ったのでメモ記載しておきます。TIPSとして皆さんのお役に立てれば幸いです。

「送風」機能でエアコンを乾燥させるとカビ防止になる

エアコンのカビの原因は湿度である。フィルタの奥の湿度が上がる原因として、エアコンで冷房をかけた後そのまま切っているからということが考えられる。

可能であれば冷房使用後は5分~15分くらい「送風」にしていったん中を乾燥させると良い。それだけでも乾燥状況が全然違う。

「送風」機能がない古いエアコン(うちのようなもの)の場合、冷房で最高温度(うちは30度)が実際は「送風」になっているのでその機能を使えば良い。

お掃除機能付きエアコンのクリーニング代は高くなる

お掃除機能付きのエアコンはお掃除ユニットを外さないといけないので時間がかかり、その分工賃が高くついてしまうので業者のクリーニングを依頼することを考えると購入はあまりおすすめできない。

普段のフィルタ掃除はそこまで面倒なものでもないのでこまめに自分で掃除するのでも良いのでは。

ダイキンは家電ではなく空調メーカーとして頑張っているのでおすすめ

エアコンのおすすめは業者の立場からはこれといったことはしにくい。

ただ、スタッフ個人の見解としては色々な会社がエアコンを製造販売しているなかでダイキンが唯一、「家電メーカー」ではなく「空調専門メーカー」であるということを考えるとちょっと本体は高いがダイキンは非常に頑張っているように思うのでおすすめと言えそう。

エアコンの構造は実は長年大きな進歩・進化はない

エアコンの構造自体は実は長年進歩はしていない。いつまで経っても室内機と室外機があって空気を交換する仕組みになっている。

デザインは格好よくなっているが本質的には同じ。

あとお掃除機能はメーカーが差別化のために売り出した機能だが現在では各社似たり寄ったりになってきていて、あとは人感センサーなどエアコン本体以外の機能の進化になっている。

室外機は基本的にとても丈夫で壊れにくい

(実家のエアコンが昔、室外機の故障で壊れたことを話したら)室外機が壊れるというのは非常に稀。置いた環境にもよるが、室外機はかなり頑丈に作られているので室外機が壊れてエアコンが使えなくなるというケースは本当に少ない。

室内機の本体が水漏れなどで故障するケースのほうが圧倒的に多い。

フランチャイズの業者は本社マージンがあるから費用が高くなるかもしれない

おそうじ本舗、ダスキンは基本はフランチャイズ。コンビニ等と一緒で何かあっても本社が責任を取るようなシステム、契約にはなっていない点に注意。

大手だから安心という考え方ではなくあくまでそのスタッフあるいはFC会社がどれだけ経験・実績・技術があるかどうかで判断するほうが良い。

また、フランチャイズの場合は本体へのマージンもあるのでどうしても個人事業主よりも単価が高くなる傾向にある。

くらしのマーケットの集客効果は大きいが自社直通のほうが業者は嬉しい

今回依頼した業者さんは、くらしのマーケット経由での依頼が今は8割以上あるとのことでした。自社のホームページもあるがくらしマーケットのほうが検索結果が上位に来る。

くらしのマーケットへのマージン支払いもあるのでできれば自社直通がありがたいが、なかなか難しいのが現状。(今回名刺もいただいたので、次回は直接お願いしますね!と話をしていました)

※これは冷房に関する直接的なTIPSというわけではないですが冷房のメンテナンスにクリーニング業者さんを探す際にどうしたら業者さんが得するかという話で、直通の方が業者さんの取り分が多くなるという話です。取り分が多かった方がやる気が出る…のかどうかはわかりませんが、どうでしょう(笑)

くらしのマーケットに関連する記事はコチラです。

rmoq.hatenablog.jp

今回のクリーニングおよび業者さんに色々お話を伺ったことから、もし次にエアコンを購入する機会があるならば、ダイキン製でお掃除機能のないスタンダードタイプのものを買おうと決意した次第です。

 普段の掃除はこういう市販の洗浄剤でも良いようです。もちろん自己責任ですが。 

くうきれい エアコンファン洗浄剤 (エアコン洗浄剤送風ファン用 養生シート付き)

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 以上、エアコンクリーニングのお話でした。